派遣看護師として働くメリットは?デメリットはある?
「看護師って派遣で働けるの?」
まだまだ現役の看護師にもこんな疑問はあるようで、実は派遣で働くこともできるんですね。
2000年以降、看護師の派遣に関する法律が何度か改正され、条件付きではありますが派遣看護師として働くことも許可されています。
現在、転職エージェント通じて派遣で働く看護師の方が、徐々に増えてきているのも事実なんですね。
派遣事業を行うには厚生労働省許可番号が必要になります。
派遣で働きたい看護師は、派遣会社と雇用契約を結び従業員として派遣されるわけです。
派遣看護師のメリット
自由な働き方ができる
派遣看護師として働く最大のメリットは、自由な働き方ができることです。
派遣という働き方は、自分の都合に合わせてシフトを組むことができます。
週に何日働くか、何時間働くかを自分で決めることができるため、プライベートの時間や家庭の都合に合わせて働くことができます。
経験を積みやすい
派遣看護師は、様々な医療機関や施設で働く機会があります。
そのため、さまざまな病状や疾患に触れることができます。
病院、クリニック、訪問看護、介護施設など、様々な現場で経験を積むことができるため、幅広い知識と経験を身につけることができます。
派遣看護師のデメリット
給与面での不安定さ
派遣看護師の給与は、派遣元の企業や現場によって異なります。
また、シフトによっても給与が変動する場合もあります。
そのため、給与面での不安定さを感じることがあるかもしれません。
満足感の低さ
派遣看護師は、一時的に現場に入るため、患者さんやチームとの関係を築きにくいというデメリットがあります。
また、病院や施設によっては、派遣看護師に対しての教育やサポートが不十分な場合もあります。
そのため、正社員と比較して自由度は高いですが、満足感を得ることが難しいかもしれません。
派遣看護師の働き方は大きく4種類
健診やツアーナース、デイサービスや巡回入浴がメイン、常勤とダブルワークで働いている方もいます。
期間を区切って働きたい希望の場合ですね。
例えば、4月から正社員としての入社先が決まっていて、4月入社までの期間派遣で働きたい場合など
長期勤務の場合は社会保険に加入が可能です。
紹介予定派遣とは、まず派遣として働いてみてあなたと雇用先の間で合意ができれば、6ヶ月目以降に正社員として働くことが可能です。
また、産休代替派遣という場合もあって、産休の代替なら通常派遣で働けない病院や、クリニックなど医療機関でも働くことが可能になります
派遣での勤務が可能な施設や場所
- 健診センター
- 保育園
- 訪問看護センター
- デイサービス
- 有料老人ホーム
- 特別養護老人ホーム
- 社会福祉施設(保護施設など)
- コールセンター
派遣での勤務が不可能な施設や場所
- 病院
- クリニック
- 助産所
- 患者の自宅
- 介護老人保健施設
- 企業内の医務室
ただし、紹介予定派遣や産休・育児代替での派遣、離島や僻地にある場合派遣としての勤務も可能です。
派遣とパート・アルバイトの違い
補足として、派遣看護師とパート・アルバイトとの違いをまとめておくと
派遣看護師は、派遣会社と雇用契約を結び従業員として派遣されるわけですが
パートやアルバイトの場合は、常勤勤務と同様に直接雇用先との契約を結ぶようになるんですね。
正社員と比較して残業が少ない、日勤帯のみあるいは夜勤専従など働き方に融通がきくことがメリットです。
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まとめ
派遣看護師として働くことには、自由な働き方や経験を積む機会などのメリットがあります。
一方で、不規則な勤務時間や給与の不安定さ、満足感の低さといったデメリットも存在します。
自分のライフスタイルや将来のキャリアプランに合わせて、派遣看護師の仕事を検討してみることをおすすめします。
派遣看護師の魅力は、自分のペースで働けることや多様な経験を積むことができることにあります。
また、派遣看護師としての専門性を高めることで、将来的にはさまざまなキャリアパスが広がる可能性もあります。
派遣看護師の仕事に興味がある方は、自身の目標や希望を考えながら、メリットとデメリットを比較してみることをお勧めします。